【staff/K子】えっ、野球始めるの!? vol.3

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staff/K子

えっ、野球始めるの!?

 うちの息子が、突然スポーツ少年団で野球をやりたいと言い出して…。とまどう母、たじろぐ父、もやもやの姉。スポ少という未知の世界に飛び込んだ、わが家の迷う日々を(恥ずかしながら)綴っちゃいます。


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岩手県ってホントに広すぎて、モヤモヤ指数アップ

 「15,275.01㎡」 これ何の数字だと思います? 岩手県の面積なんですよ。ちなみに、埼玉県+千葉県+東京都+神奈川県=13,565.49㎡なので、なかなかの広さだってことはわかりますよね。スポ少に入団して戸惑ったことのひとつが、岩手県が広すぎて遠征先が遠いこと。入団したばかりの頃はコロナ禍だったので、感染のリスクを避けるために宿泊はナシ。岩手県全体の大会などに参加する時は、片道2時間半をかけて通うことも。「朝4時集合・出発です」そんな文字がLINEに流れてくる度に、土日の朝はのんびり8時頃に起きていた私は不安でいっぱいに…。布団に入っても「起きられるかな?」「忘れ物しないかな?」がぐるぐる頭を巡って、うまく寝付けず寝不足のまま朝を迎えていました。

 移動時間の長さにモヤモヤしていた時のこと。ある試合で、県外から遠征に来ていた強豪チームの母達が「明日は夜中2時半起きだね」と明るく笑い飛ばしていたのを聞き、子どもを支える覚悟の違いに愕然としました。子どもが新しい挑戦をしようとする時に、親自身が不安になって、愚痴っていたら良い方向には行かないんだろうなぁと思い直しました。きっと、私の中での「面倒くさい」とか「時間を取られた」をうまく処理できていなかったから、モヤモヤの塊ができていたんでしょうね。

スポ少に入団して初めての試合観戦。球場に響く母達の祈りがこもった応援の声が印象的でした。

 移動時間の長さも、しんどい暑さも笑い飛ばせるほどのレベルまでは辿り着いていないし、できれば子ども達の負担にならないように避けてあげたいけれど、イヤイヤ送迎するのではなく、残り少ない息子との密な時間を楽しむようにしたいと思いました。気持ちを切り替えた今は「元気に試合に参加しよう!」を合言葉に、子どもの体を整えることに俄然パワーが湧いています!

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